久遠の月並みな時間ブログ

初めましてクオンと言います。主に映画やアニメの感想などを徒然なるままに不定期で呟いていきます

アニメについての雑記みたいな何か

『アニメが犯罪助長に繋がっている』などという言論を聞くとアニメ好きな自分を犯罪者予備軍扱いされたみたいで思わず反射的に否定してしまうのがオタクの性ってもんなんだけれどでも心のどこかで否定しきれない気持ちもあったりなかったり

 

ふと、そういったアニメが社会に及ぼす影響について考える機会があった為ちょっとばかし考える

 

「アニメにおける性描写や残酷描写は犯罪を助長する」だの「犯人の部屋には大量のアニメグッズが...」云々とニュースで報道される事で起こるマスコミ対オタクの見えない戦争が何度も勃発する中思うに、一概に「そんな事無い!」って言えないのもまた事実であり、たしかに実際に犯罪を犯すかどうかはその人の性格だったり人間性に寄る所が大きいのですが、そういった描写がトリガーになってしまうかもしれない可能性も無視できないレベルであるかもしれない

と、かもしれないばかりで何一つ確証がありませんが、一つ言えるとしたら、私はアニメが大好きだが犯罪は犯していないって事だけです

結局道を踏み外すか否かはその人個人の問題でそれを阻止する事はほぼほぼ不可能なような気がします

例えばアニメを禁止したとして現実に不満を抱いてる人が大人しくなるかっていうと首を傾げざるをえません

まあ端的に言うと犯罪を犯す人はどうしたって犯罪を犯すって事になるんでしょうね

 

まあこういったのは言わば分かりやすい影響で、それとは別に“現実からの逃避としてのアニメ”という影響の話

これは持論なんですが、オタクには二種類いて「作るオタク」と「見るオタク」です

つまりアニメなどから得た影響を創作物としてアウトプット出来る人とひたすら自らの内に溜め込んでしまう人

偏見の極論ですが

空想のキャラが自らの中で基準となり現実の自分や周りの人と比べて悲観的になってしまう負のサイクルに陥るオタクは一定数はいるような気がします

あまつさえ今のアニメはとにかくクオリティが高いので、リアルよりもリアリティーのある(共感出来る)世界観や、登場人物に対して必要以上に劣等感を感じたり共感したり妄想を膨らませたり

そういったあれこれが社会生活を営む上で障害となってしまっているとか

なんて説があったりなかったり

まあリアルよりヴァーチャルの方が楽なのは確かですけどね

 

かくいう私もアニメや映画や小説が大好きでリアルより創作の世界の方にどっぷりな訳ですが、それが確かに現実での対人に影響を与えてるのも自覚してるし、面倒な現実より見るだけ聴くだけでいいしあとは脳内で補完すればいい楽な創作の世界にはまってしまうのは怠惰だって見方もできる事は分かってるし、なんとかしにゃあかんわって思ってますがそれが唯一の癒しになってるのも事実で、それはつまり現実逃避になってるっていうね〜

その想いを吐き出せる場所や手段を持ってる人は確かに羨ましい理想的なオタク生活だななんて

 

と、ここまでで流石に取り止めがなくなってきたんで結論を言うと、何にでも適度な距離感を保つ事が大切ですね。

なんて月並みな感想だこと

 

アニメをはじめとする創作物全般は日本のサブカルチャーを一身に担い、今では世界中で高く評価されていますが、多かれ少なかれ自分の人生や人格に影響を与えてるって自覚を心の片隅に留めておくべきなんでしょうな

 

 

 

まあ戯言だけどね